大野徹『謎の仏教王国パガン』NHKブックス p.250

 アラウンパヤーが第三ビルマ王国を樹立し得た背景には、イギリスから提供された高性能の大砲の存在があった。彼は、フランス人がモン族に武器を供給していたことを知っていた。国内諸民族制圧の過程で、大砲の必要性を痛感した王は、ビルマを訪れたイギリス人たちに、大砲の供給を繰り返し要求した。

謎の仏教王国パガン―碑文の秘めるビルマ千年史 (NHKブックス)

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