高坂正堯『世界史の中から考える』新潮選書 p.150

アダム・スミスの『国富論』は奇しくもアメリカの独立宣言の年1776年に刊行された。この著において、アダム・スミスは重商主義体制を批判して自由放任と自由貿易を提唱したし、植民地は本国にとって決して経済的には利益にならないことを主張したのであった。

世界史の中から考える (新潮選書)

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